曹雪芹そうせっきん先生の冒頭の歌

 石の表面に書かれた、長い長い物語――とされている紅楼夢。冒頭には、作者の執筆の苦労が、自嘲じちょう気味にうたわれています。貧乏暮らしの中で、これだけの作品を書くのは、さぞかし大変だったでしょう。

    冗談じょうだんまじりの
    眉唾話まゆつばばなしと思わせて
    しょっぱい涙を
    ぬぐっているのさ
    人には馬鹿だと 笑われて
    
    だけど皆さん
    この物語の
    ほんとの味わい
    わかるかな わかるかな